1953-06-22 第16回国会 衆議院 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号
なお、帰りましたあとのいろいろな国内事情というものを明らかにしまするほかに、郷里に帰りました上でいろいろな郷里の府県との連絡ということも考えまして、局内に郷土室を設けて、そこに都道府県から援護員の派遣を求めまして、そこで郷里の実情についての紹介あるいは定着についての手引といつたようなことをさせるようにいたしておるのであります。
なお、帰りましたあとのいろいろな国内事情というものを明らかにしまするほかに、郷里に帰りました上でいろいろな郷里の府県との連絡ということも考えまして、局内に郷土室を設けて、そこに都道府県から援護員の派遣を求めまして、そこで郷里の実情についての紹介あるいは定着についての手引といつたようなことをさせるようにいたしておるのであります。
それで各府県から郷土室へ出ております職業安定関係の職員がいます。そのほうで相談いたしましたものはそれは随時通報するか、或いはほとんど一緒に持つて帰るようになります。
それから郷土室の設置、これは各府県の経費で以て作らせております。それから次の托児施設の設置、これは今回の引揚が幼児をたくされ連れております者がありまするので、引揚の業務をいたしまするために子供の面倒をみる必要がございますので、保姆十名をここに入れまして托児業務を行わせるようにいたしてございます。
図書室、理科室、郷土室、特産室、工業参考室、地下資源量、芸能館等を有し、児童の利用に供すると共に、宿泊施設を備えて県下児童の終学旅行の便を図つております。このような児童厚生施設は、児童福祉の積極的な施設として少くとも各県に一カ所ぐらいは欲しいものであります。
○一木証人 舞鶴に上陸してから、特に郷土室と称するものがあります。各県からの代表が来ているところだそうでありますけれども、この中においては、たとえば日の丸梯団の同志は、公然とそのようなことを付近の人に呼びかけております。そのために長野という新聞と京都新聞ば、殊にそこから取材をしておつたようです。
その次には、あの郷土室の中に職業相談所というものがございます。私はあの中に行つてつぶさに聞いたのでありますが、あの中においでになつておる舞鶴の職業安定所は、労働省の命令によつて臨時にあそこへ出先として出張しておるというお話でございます。
特に施設中目立ちましたのは、郷土室といいまして、各府縣別にそれぞれ郷土の事情を紹介するような資料を展示し、引揚者に一日も早く郷土の香りに接し、慎の日本の姿を見せるようにしてございます。この郷土室は各府縣によりましてたいへん相違していまして、非常に力を入れています縣もあれば、ほんの申訳程度にやつている縣もございました。
これが受入態勢につきましても万遺漏なきを期し、上陸地受入準備視察のためには、先般、在外同胞引揚問題に関する特別委員会から、委員長外四名の委員を舞鶴及び函館に派遣し、視察せしめました結果、舞鶴においては、新粧を終えた病院船高砂丸を初め、十二隻の輸送船が一切の準備を終え、命令一下即時出航し得るの状態にあり、又食糧その他物資の積込も終え、医療施設も完備し、尚又、舞鶴援護局内には各縣ごとの郷土室も設けられ、
昨年の何としましても援護局の職員が非常に努力をいたしまして、大体上陸なすつたお方は、相当眼に角を立てられておつたのが、あすこの援護局を立ちます場合には有難うという言葉も出るし、或いは又眼もやわらかくなつておるというような大体の実情でございますけれども、尚更に一層あすこでそういつたお氣持をやわらげておきたいというようなことで、本年は援護局の中に、特にこれは鶴舞でありますが、郷土室を設けまして、これは從來
國内事情の啓発、身上相談につきしましては、最も重要視いたしまして、まず引揚者の方々が一番氣にかかるのは自分の郷里の状況でございますので、今度新しく舞鶴援護局の講内に郷土室といを建物をつくりまして、各縣別に郷土の事情を紹介するような資料を展示いたしまして、そこに行けば大体自分の縣の状況がこうなつておるということがわかるようになつております。